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2024.09.24 活動報告

~司法と福祉をつなぐ~奈良県の取組

奈良県福祉医療部地域福祉課 野々山参事さん「奈良県の更生支援事業の取組について」一般財団法人かがやきホーム西川理事さん「かがやきホームの財団概要と事業紹介」について、ご登壇いただきました!
      更生保護と、更生支援の違いってご存知でしょうか?
 更生保護は、犯罪や非行をした人を社会の中で適切に処遇し、地域社会の理解・協力を得て、自立し改善更生することを助けることにより…安心安全な地域社会を作ること
 更生支援は、罪に問われた者等が円滑に社会復帰することができるようにするための措置や活動
 なぜ更生支援が必要なのか?ーーーーーーーーーー 再犯を防ぐためです。
 犯罪の背景には複雑な要因があります。特定の要因と結びつけるのは難しいとはいえ、統計的な数値があります。
1.刑務所再入所者の再犯時における有職者は27%・無職の割合は72.5%
2.釈放後の住居の有無(出所後2年以内再入率) 有は15.3% 無は26.8%
※出典:政府広報オンライン「再犯を防止して安全・安心な社会へ」
(令和5年12月21日)

  仕事がない ・ 住居がない ・ 居場所がない 
   社会的孤立することで、また犯罪を犯す
        
   悪循環を断ち切るために更生支援が必要!!!

 ■奈良県は保護観察対象者を県臨時職員として「都道府県初」で雇用しました。
 ■司法と福祉をつなぐ条例を制定しました。【奈良県更生支援の推進に関する条例】
 ■条例に基づき、直接雇用、住居貸与、職業訓練・社会的教育を実施する「一般財団法人かがやきホーム」を奈良県が設立しました。


 

奈良県は先進的な地域です。
 「絶対に再犯しない・させない強固なネットワークで、皆さんとともに、安心安全な住み続けたい奈良を、次世代に継いでいきたい」そう強く思いました(Y.U)

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