2024.10.08 活動報告
ーCHIBOー 千房は愛(I)が中心です! 中井代表講演会

10月8日(火)18時~「人間の底力」をテーマに、日本財団職親プロジェクト代表・千房株式会社の中井会長のセミナーが開催されました。
中井会長の言葉は、心広く包み込む優しさや愛情があります。話にどんどん吸い込まれていく自分がいました。知らない間に頬を伝う涙…貧しかった戦後を必死で生きてきた人生。そして昭和48年、大阪千日前に「お好み焼き千房」をオープン。当時は、オイルショック真っ只中。思いっきり借り入れをしてなんとか生き延びたそうです。
その背景にはお兄さんの存在があります。
「お金は使わなかったら貯まるから」‥当然のことですが、中井会長は金銭出納帳を5年間毎日毎日つけたそうです。そしてその5年間つけ続けたことで、信用金庫からお金を融資してもらえたのです。
―――続けたら本物になる―――
いまでは、年商65億の創業者です。中井会長の50年間をもっと拝聴したかった!

更生保護支援をなぜ始めたのか?という答えは、知らない間に雇用していたことで、前歴があることを知らす成功事例をつくることができたそうです。とにかく支店が増えて、やみくもに採用したころ…
すでに成功事例がある。これは社会の受刑者に対する偏見や思い込みを緩和すること、そんな社会になっていきたいと願い、なぜ罪を犯した人を採用するのか?と問われたとき、中井会長はこう言います。
「何か問題がありますか?二度と罪を犯しませんと誓って出る。わたしは信じてますよ。どうぞ裏切らないでください」今まで、受刑者を62名雇用しています。
しかし、雇用するには条件があります。
1.更生意欲があること
2.一生懸命働く就労意欲があること
この二つがあれば雇用します。なぜなら、私たちは企業人ですから…
中井会長のセミナーの中には、つらいときや苦しいときに思い出してほしい言葉がたくさんありました。書ききれませんが、皆さんに伝えた言葉を綴ります。
☆助けてくださいと言えるのは自立 助けてくださいと言えないのは孤立
☆人間は人間の想像以上の不思議な力をもっている
☆仲間は、つらさを半分に
☆ほめるときはみんなの前で 怒るときはこっそりと
☆マザーテレサは、日本の最貧地域をみてこういった「日本には、貧困なところはありません。あばら骨がみえてない。あるのは怠け者と子どもでした」
☆今だけここだけ自分だけ これは個性や自由を言いすぎてはないか
☆成功する人は、いい人と出会い縁を大切にする それが運をつくる
ーCHIBOー 千房の中井会長のセミナーは愛(I)が中心でした(^^)/ (Y.U)